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保湿を助けるヘパリン類似物質ってどんな効果があるの?

2019年10月31日
肌がきれいな女性

マルホ株式会社によってヘパリン類似物質を主成分として作られたのがヒルドイドです。1954年当時、今ほどは保湿剤に注目が集まっていませんでした。しかし、1990年代に入って以降、保湿の重要性が見直されており、ヒルドイドへの注目度も高まっています。ヒルドイドは1954年の時とほとんど成分を変えずに販売されており、それはいかに完成された医薬品であったか示す要素でもあります。ヘパリン類似物質の効果がヒルドイドの効果であると言っても過言ではありません。ヘパリン類似物質には血行促進や皮膚保湿、抗炎症作用といった効果があります。

ヘパリン類似物質の最大の特徴の1つは保湿力の高さです。皮膚に適度な水分を保持させて、乾燥や刺激に強い状態にすることが出来ます。日常生活の中で肌の水分が失われるとバリア機能が低下することから、様々な肌トラブルが起こりやすい状態となります。その問題を解決してくれるのがこのヘパリン類似物質です。保湿効果をもたらす物質は多種多様に存在しますが、ヘパリン類似物質の場合は肌の奥までしっかりと浸透するので保湿効果が保たれやすいという特徴があります。肌の基底細胞まで働きかけて弱った細胞を修復することが出来ます。乾燥を防ぎターンオーバーを促進することも出来るので、エイジングケアにうってつけと言えるでしょう。刺激性の少ない成分でもあるので敏感肌の方でも使いやすいです。

マルホ株式会社ではヘパリン類似物質の薬効分類において、血行促進剤として使用できるとしています。塗った場所の血行が促進されることで、内出血などを改善することも十分に可能となります。また、血行不順によって顔色が悪いといったケースにおいてもこの成分が大きな効果をもたらします。血行が改善されるということは酸素や栄養などが細胞にもたらされやすくなるということでもあります。酸素や栄養が十分に得られることによって、積極的に細胞分裂が行われ、ターンオーバーがどんどん促進されていきます。

ヘパリンには抗炎症作用もあります。抗炎症作用とは炎症を抑える作用のことであり、傷や赤みなどを改善する際に重要な役割を果たします。ステロイドとは異なり、依存性や刺激性が低いので敏感肌の方も使いやすいです。既に出来てしまったニキビはもちろん、ニキビが出来る前も抗炎症作用を持つ成分を使うことに大きな利点があります。体内の炎症を円滑に抑えるためにも炎症を緩和することが重要です。体内ではアレルギー反応などによって炎症が起こることもあります。その場合は本来であれば、抗アレルギー剤によって治療することになります。しかし、抗炎症作用のある医薬品を対処療法として用いることもあります。ヘパリンには高い抗炎症作用があるので、様々な理由で発生する炎症に対して効果を発揮します。炎症が鎮まるまでのスピードが速いこともヘパリン類似物質の明白なメリットです。幅広い効果を持っていることはヘパリン類似物質が保湿剤の中でも、特によく使用されることに繋がっています。